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ダイビングはCカードと呼ばれる国際認定カードを取得してからが本当の始まりです。Cカードがないと国内外を問わず、ダイビングツアーに参加したり、レジャーダイビングを楽しむことが困難です。このCカードが俗に呼ばれる「ライセンス」です。
▼ライセンス取得までのシステム ▼Cカード Q&A
![]() Q01 スキューバダイビングのライセンスについて教えてください。 Answer 英語で、ライセンス(License)とは“公的な免許”の意味です。スキューバ ダイビングの場合は公的な免許制度ではないため、正確にはライセンスとは呼べません。 “Certification(認定)カード”、略して“C(シー)カード”と呼びます。この“Cカード”は、スキューバ ダイビングについての基本知識と技術をスキューバ ダイビング指導団体のインストラクターから教えてもらい、その基本知識と技術を修得したという認定証です。 Q02 なぜ、スキューバダイビングをするにはCカードが必要なのですか? Answer あなたがCカードを持っていなければ、国内外のダイビング サービスは、あなたがスキューバ ダイバーとしての基礎を身につけていることを確認できません。つまり、旅行先で潜りたいと言っても “あなたが本当に潜れるのか”を証明するものがありません。 そこで、Cカードの登場です。Cカードは“私は、安全に潜るための知識と技術を持っています”という証明なのです。 Q03 Cカードは日本以外でも通用するのですか? Answer Cカードを発行するスキューバ ダイビング指導団体が、活動区域を制限していない限りは国際的に通用します。 バウラインが加盟している指導団体は、国際的な団体です。そのCカードは国内外を問わず通用します。 Q04 スキューバダイビングはものすごくお金がかかると聞きましたが、本当ですか? Answer 俗にそう言われますね。一概にそう言えないのですが、みなさん“スキューバ ダイビング=お金がかかる、高級”という固定観念をお持ちのようです。 それはさておき、“ものすごく”という表現が、どの程度のものかはわかりませんが、一日遊園地で遊ぶ程度かそれより安いでしょう。国内の相場は、ボート ダイビングは 1日 2ダイブで 12,000〜16,000円 (ガイド付き)、ビーチ ダイビングは 1日 2ダイブで 6,000〜8,000円(ガイド付き)です。 しかし、上の料金には、ウェット スーツなどのダイビング器材(道具)のレンタル料金は含まれていません。永くダイビングを楽しみたい、自分の器材を持ってレンタル料金を浮かしたいと考えるのならば、初期投資として、ダイビング器材を購入した方がよいでしょう。ダイビング器材は、自動車のように買い替えるものではありません。よほどハードな扱いをしなければ一生使えます。 また、ダイビング器材は安全に関わるものです。永く、安全に使うためにも、売りっぱなしではなく、きちんとメンテナンスをしてくれるダイビング ショップを選びましょう。 日本のメーカーの最新製品を購入した場合、フルセットで、35〜40数万円程度です。チタン合金などを使用した高級モデルやインストラクターモデルもありますが、“資金の余裕があれば...”の話でしょう。一般向けモデルでも、最近はカラフルで洗練されたデザインになっていますから、気に入った色やデザインの器材を選べる一般向けモデルで十分です。あえて、高級モデルを買う必要はありません。 ★フルセット ウェットスーツ 3点セット(水中マスク・スノーケル・フィン) 重器材(残圧計・レギュレター・オクトパス・BCジャケット) ブーツ グローブ Q05 Cカードの講習は、いくらかかりますか? Answer 私たちで基本的に定めているCカードの講習費用は、39,900円(税込)です。 これに含まれる費用は次の通りです。 1. 指導料 2. 施設利用料 3. タンク、ウエイトのレンタル料 4. Cカード申請料 5. 保険料 Cカードの講習費用は、それぞれのダイビング スクールで異なりますが、異なるのは金額だけではなく、“費用の中に何が含まれるか”も異なります。例えば、テキストなどの教材費やプールなどの施設利用料、Cカード申請料などが別途計上されるケースもありますし、中には指導料のみしか含まれないケースもあります。 単に広告の額面だけで判断して講習を申し込み、講習が始まった後で“話が違う”となってしまった場合、ダイビング スクールとの関係もギクシャクし、ばつが悪い思いもします。また、それが原因でCカードの講習を止め、ダイバーへの道を閉ざしてしまったという話も聞きます。 ですから、 “最終的に、いくらかかるのか ”が重要です。 私たちは、“ダイバーになりたい!”という、すばらしい意欲を下手な金銭トラブルで台無しにするような罪は犯したくないと考えています。ご不明な点があれば、是非お問い合わせください。 Q06 Cカードの講習では、どのようなことを行うのですか? Answer 私たちのカリキュラムでの概要は次の通りです。
Q07 Cカードを取るまで、何日かかりますか? Answer スケジュールはあなた次第です。徹底した講習を希望される方は学科セミナー。ゆったり学習したい方は、自宅学習。私たちのカリキュラムでは、Cカードの講習に費やす時間は次のとおりです。
つまり、スムーズに運べば、最短4日でCカードが取れる計算になります。のんびり取得されたい方は、期限がありませんので、とことんのんびりできます。しかし、おすすめはできませんね。 Q08 きれいな海の中に憧れて、スキューバダイビングを始めたいと思っていますが、自分に向いているのか心配です。 Answer ご心配される気持ちは良くわかります。それぞれの体質や性格もあるかと思います。 それでは、スキューバダイビングを本格的に始める予行として“体験ダイビング”をお勧めします。 Cカードを取得する前に“一度潜ってみたい”という、あなたの希望を叶えるのが体験ダイビングです。 インストラクターが体験ダイビングに必要な知識を詳しくご説明した後、海の中へエスコートします。海の中で過ごす時間は20分程度です。 また、海での体験ダイビングだけではなく、プールでの体験ダイビングも実施しています。プールでの体験ダイビングは近郊のプールで行ないますので、仕事帰りでも大丈夫です。ただし、プールに魚はいませんが...。 Q09 私はほとんど泳げません。それでもCカードを取れますか? Answer 不安をお持ちですね。少しでも泳げるに越したことはありませんが、問題は単に泳ぎが苦手なのか、水が怖いからなのか、どちらなのでしょうか。 前者は、大きな問題にはなりません。現実にそのような方は多数いらっしゃいます。 ウェット スーツやBCジャケットには、浮力があること(浮力の確保)や水中マスク(水中めがね) により視力を確保できる(視力の確保)、また、水泳のような息継ぎをしなくともレギュレータから送られてくるエアーで楽に呼吸ができること(呼吸の確保)、これらが泳ぎが苦手な方でも水面や水中を楽に、また安心して活動できる要素になっていると考えます。 ですから、ダイビング器材の使い方の講習を十分納得いくまで受けることが重要です。しかし、ダイビング器材はメーカーや型式によって操作方法が異なります。器材をレンタルする場合、講習のときに使用したものと同じ器材が使えるとは限りませんので、望むべくは自分の器材を持ち、操作を熟知することをお勧めします。 そして、後者の“水が怖い”という問題。これは、まさに精神的な問題ですね。あなたの水が怖い理由がわからないため、具体的な答えは出せませんが“足がつかないから怖い”は、ウェットスーツやBCジャケットで、浮き輪のように(BCジャケットは浮き輪よりも頑丈ですが)浮力を確保することで補えます。 “顔を水につけるのが怖い”のであれば、水中マスク(水中めがね)による視力の確保で、“水の中では息ができない”という恐怖心はレギュレターによる呼吸の確保で、ある程度は解消できると思います。 しかし、スキューバ ダイビングを始めてから水への恐怖心が薄れたと、多くの方が言われます。また、スキューバ ダイビングがきっかけでプールに通い始め、泳げるようになった方もいらっしゃいます。努力することも問題解決への大きな一歩です。それに勝るものがないのも事実です。 どちらにしても、水に慣れてもらうことはCカードの講習のひとつです。インストラクターは、あなたの水への恐怖心を解消しようと努力します。 “きれいな海を見たい” …では、一緒にかんばりましょう。お悩みのときは、いつでもご相談にのります。 “青い海、青い空”その夢を現実にしましょうよ。 Q10 私は乗り物酔いをします。ですから、船に乗って気分が悪くなるのが心配です。 Answer 私も船酔いをします。正確に言えば、小さい頃は乗り物酔いをしていました。嘔吐するまでは行きませんが、今でも波が高いときには船酔いをします。 そのような時には、遠くの島や山の一番高い一点を見つめることにしています。船や水面は揺れますが、遠くは揺れませんからね。結構、効果的です。 揺れているなぁと思ったら、近くの一点を見つめずに、是非遠くの一点を見つめるようにしてください。間違ってもジィ〜っと、波間を見つめてはいけません。 自動車を運転しているときには、乗り物酔いをしますか、しませんね。運転しているときには、前方の遠くを見つめているでしょう。運転していないときには近くを眺めていますね。だから、だんだん気分が悪くなるのでしょう。揺れの大小や方向は違えど、結局は揺れなのです。 ところで、平衡感覚をとっているのは耳官の奥にある“三半規管”という器官です。 乗り物酔いは、日常感じているものとは異なる揺れを一定時間以上与えられ、この“三半規管”が許容範囲を越えてしまったときにおこるものです。その“三半規管のパニック”が脳に伝わり、気分が悪くなるのです。 ですから、“三半規管の許容範囲”を大きくしてしまえばよいわけですが、そのためには“船に慣れる”しかないようです。 残念ですが、船酔いの特効薬や即効手段 はありません。 乗り物酔いを抑える薬を飲んで、揺れているなぁと思ったら、是非近くの一点を見つめずに、遠くの一点を見つめるようにしてください。 また、できれば周りとおしゃべりして、気を紛らわせたほうがいいですね。おしゃべり相手には失礼だけど、視線は遠くに置いたままで...。 ちなみに、私が知っている女性のダイバーは、船酔いをしても、しても、しても、ボート ダイビングを続けています。彼女は周りを巻き込んで、ずっ〜と歌を合唱しています。歌える曲がなくなったら、リピートします。歌声が聞こえないのは、潜っている時間だけです。パラオの海でも、西表の海でも、天草の海でも。周りは大変ですが、本人にとっては一番のクスリのようです。 そして、吐きたくなったら、トイレか船の後ろに行って吐いてください。決して恥ずかしいことではありません。吐きたい気分は、あなたにしかわかりません。だれでも、経験していることです。 最初のボート ダイビングでは少し辛いかと思いますが、“心配しているよりは、大丈夫だったなぁ”と少しでも思ったら、期間を置かずに2回目のボート ダイビングに挑戦してください。意外に、三半規管が鍛えられていることに気づくはずです。人間は思う以上に環境に順応できるものです。 しかし、二日酔いで船に乗った時はこの限りではありません。 Q11 体力に自信がありません。スキューバダイビングは、重いタンクを背負ってのハードなスポーツではないのでしょうか? Answer 私たちが行なうスキューバ ダイビングは、レジャーです。遊びです。 体力の限界に挑むスポーツではありません。ロマンのために、少しだけ体力を使う趣味です。 10Kg前後のタンクを背負うと言っても、水の中ではその重さもほとんど感じなくなります。(この理由は、Cカードの講習でも教えています。) しかし、陸の上ではタンクを重さを担うことになりますし、ダイビング中はずっとフィンを動かすことになりますので、ある程度の基礎体力は必要です。 そうは言っても、まず“タンクが重い”感じるのは背負う時ではないでしょうか、この背負いかたにもコツがあります。これらはダイビングを続けるうちに慣れるはずですし、体力もついてきます。“タンクが重いから、ダイビングをやめた”と言う人は聞きませんから。 特に気をつけなければならない病気をいくつかあげると、心臓疾患、喘息など呼吸器系の疾患、耳鼻疾患、神経や精神の疾患、関節など運動器系の疾患、糖尿病、これらの持病をお持ちの方は是非一度、主治医や専門医に相談されることをお勧めします。 Q12 身体障害者です。スキューバダイビングをしたいと思っています。 Answer 可能です。まだ、身体障害者のスキューバ ダイビングが当たり前におこなわれている時代ではありませんが、一部の指導団体では積極的に取り組んでいます。 身体障害者のスキューバ ダイビングは、今後私たちが取り組み、努力すべき重要なことだと実感しています。身体のハンディキャップがあるなしを問わず、海の中に興味を抱き、海を、そこに棲む生き物を美しいと思う心は共通です。私たちが美しいと感じるものは、あなたにも見せてあげたいと思います。 身体のハンディキャップを越えて、全てのダイバーと、海に潜ってみたいと意欲を持つ人たちが、シームレスに自然の恩恵を分かち合える社会。それは、私たちの夢です。 臆病にならずに、是非相談してください。そこから、ダイバーへの第一歩が始まるのです。 Q13 私は強度の近視で、日常はコンタクトレンズを使用しています。海の中でコンタクトレンズを使用しても大丈夫ですか? Answer コンタクトレンズはお勧めしません。なぜなら、水中マスク(水中めがね)の中に水が入り込んだときに、コンタクト レンズが流れてしまいます。 多くのコンタクトレンズメーカーは製品の取扱説明書に、水上・水中での使用を控えるように記載しています。 それでは、どうすれば…水中マスクのオプション品として、近視、乱視、老眼用のオプティカルレンズ(矯正用レンズ)がありますので、これを使用してください。 これは、水中マスクのガラスを矯正レンズ化したもので、水中マスクに標準で付いているガラスと入れ換えます。見た目は通常の水中マスクと全く変わりません。 なお、オプティカルレンズを装着できる水中マスクの多くは、ガラス部が左右分離している“二眼タイプ”ですので、左右の視力が異なっていても、別々のオプティカルレンズを装着できます。つまり、左目と右目の視力が異なっていても大丈夫だということです。 Q14 鮫に襲われませんか? Answer 確かに、私もダイビング中に鮫を見かけたら、ぎょっとします。 しかし、スキューバ ダイビング中に鮫に襲われたという話は聞きません。 そもそも多くの鮫は、映画“ジョーズ”のイメージとは違い、臆病でおとなしい動物です。 ですから、もし鮫が人間を襲うとしたら、人間が鮫の警戒心を掻き立てる行動を行なった場合でしょう。世界に約200種類いるサメの仲間で、人間を襲うことがあると言われている鮫は5、6種類だと言われています。 あなたが、鮫に不必要に近づいたり、触ったり、追いかけたり、騒音を出したり、など“鮫が自分に攻撃や危害が与られる”と感じる行動をとらない限り、鮫が自らあなたを襲うことはないでしょう。 鮫は、優しいあなたを追いかけて来たりしません。 必要以上に怖がらずに、ダイビングをエンジョイしてください。 Q15 タンクの中には、酸素が入っているのですか? Answer いいえ、普通の空気が入っています。純酸素ではありません。使用前の状態(満タン)で、150〜200分の1に圧縮された状態で空気が詰められています。 また最近は、“ナイトロックス”という窒素、酸素、二酸化炭素の混合比を変え、長時間のダイビングに適した“特殊な気体”を詰めたタンクもあります。 しかしこれは、充填設備が高価である、使用するダイバーがナイトロックスの講習を受ける必要がある、既存のダイブテーブルやダイブコンピュータが使用できないなどの問題で、国内ではまだ普及していません。 ですから、私たちが使用するタンクの中身は“日頃呼吸している空気”です。 Copy right (c) バウラインスクーバ http://www.bow-line.com/ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||